インターネット銀行のメリット・デメリット手数料と金利比較
大手インターネット銀行の比較
振り込み手数料など節約もでき、大手都市銀行よりも金利が高いので、やりくり上手になるためには絶対利用しない手はないです。通常の銀行と比べるとインターネット銀行はメリット・デメリットがあり、それぞれに特徴があるので、個人の利用にあったインターネット銀行を選びましょう。
預金金利はキャンペーンなど日々変動があるので、他社との比較で優劣を◎〜×で評価しています。
大手インターネット銀行の手数料と金利比較の評価一覧 | |||
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インターネット銀行名 | 預金金利 | 手数料 | メリット・デメリット・長所短所・特徴 |
住信SBIネット銀行 |
◎ | ◎ | SBI証券と連携したハイブリッド預金など、SBIグループのシナジー効果を発揮できるインターネット銀行。 元ソフトバンク系という事もあり、普通金利・定期金利・外貨預金金利・住宅ローン金利などトップクラスに条件がいいインターネット銀行です。 ATM手数料・振込手数料もほぼ無料で利用できるのでメインバンクで利用するとかなり節約になりそうです。 私も2009年に口座開設を完了しています。 現状ではナンバーワンのインターネット銀行の評価です。 |
新生銀行 |
○ | ◎ | ATM手数料・振込手数料もほぼ無料で利用できるのですが、取引状況に応じたステージ制で預金金利などサービス内容が変わります。 手数料徴収など、改悪しようとする姿勢が垣間見える上、一見魅力的な金融商品が、顧客にとって大きなリスクのある金融商品だという場合があるので、ある程度の知識が必要です。 私自身、2003年に口座開設を済んでいます。 |
楽天銀行 |
○ | △ | 以前はイーバンク銀行でしたが楽天の傘下になり、楽天銀行になりました。 新生銀行と同じように顧客にとって改悪の姿勢があります。というかもう改悪されているところもチラホラ。 楽天グループという事もあり、今後もサービス内容の変化が激しくなりそうです。 イーバンク銀行時の2004年に口座開設しています。新生銀行、住信SBIネット銀行の3社比較で定期預金の金利がいいところに毎年資金移動しています。 |
ソニー銀行 |
○ | △ | 提携先のATMも多く、ATM利用手数料も大抵無料で利用出来るのが長所です。 振込関連のサービスは良くないので、振込の多い方には向かないインターネット銀行です。 預金金利は○にしましたが、キャンペーンでいい条件が見つかる時があるということで。 資産運用に力を入れているので、投資信託のなどの金融商品のラインナップが多いインターネット銀行です。 |
イオン銀行 |
× | × | まだ日が浅いので他のインターネット銀行と比べるのは酷かもしれませんが、手数料・サービス内容など魅力に乏しい状況です。 キャンペーンでの金利などに期待したいところです。 流通系なので、日々のイオン系での買い物との連携で利用価値が上がります。 |
セブン銀行 |
× | × | セブンイレブンなど、セブン銀行ATMが近くにある環境の方専用です。 それでも引き出しに手数料をとられる場合が多少あります。 預金の魅力もほとんどなく、金融商品・サービスなど他のインターネット銀行と比べると劣っている印象です。 |
インターネット銀行の長所メリット
インターネット銀行のメリットは、以下のようなものがあります。
- 365日・24時間、残高照会・振込みができる
- 手数料が低い
- 預金金利が高い
- インターネットオークションなどで簡単に利用できる
振込み手数料などが低いので節約にもなりますし、預金金利も大手都市銀行よりも高いので、お得です。ただ同じ都市銀行同士なら大手都市銀行を利用したほうが安い場合があります。
大手都市銀行の普通預金は0.001%。100万円を1年間預けてもたったの10円にしかなりません。税金が引かれて実質8円です。バブル期には、7〜8%もあったのに、これでは利息じゃなくタメ息しか出ません(T_T)
専用の店舗や窓口はほとんどありませんが、その分コストがかからず金利が高く設定されています。キャンペーン中のネット銀行の場合、普通金利は大手都市銀行の数十倍です。
インターネット銀行でも、普通の銀行と同じように、基本的なサービスは利用することができます。金融庁から認可を受けた列記とした銀行なので、インターネット銀行での預金も預金保険制度の対象です。
インターネット銀行の短所デメリット
もちろんデメリットもあります。
- 見えないので不安がある
- 安全性・セキュリティーに不安がある
- 利用できないサービスがある
安全性に関しては、インターネットカフェなど共有しているパソコンでは、絶対に利用しないようにしましょう。簡単に暗証番号が盗まれる可能性ないとも言えません。
通信している情報は、個人情報などは暗号化されていますが、ユーザーID(アカウント)や暗証番号など、保管しているところから直接盗まれると元も子もないので、管理はしっかりしておきましょう。
また、振込み額の上限を低めに設定できたり、盗難被害にあった場合に保障しているところもあるので、口座を開設するときには、そういったこともチェックしておきましょう。
一部で利用できないサービスとして、公共料金の引き落としや住宅ローン不可があります。各インターネット銀行によっても違いますが。また、口座維持手数料のいるところもあります。
気をつけておきたいのは、利用できる提携銀行・提携ATMが近所にあるかを確認してから口座を開設しましょう。
インターネット銀行の場合、お金の引き出し方法は、キャッシュカードを利用して提携銀行ATMから引き出す方法と、インターネット銀行の口座から都市銀行などに開設している自分の口座に振り込む方法があります。
また、通帳は大抵なく、基本的にネット上で確認する仕組みになっています。
インターネット銀行は、定期預金専用や振込み・引き出し専用など、役割を絞って第二の銀行として利用するのがいいと思います。
ちなみに私は、メインに住信SBIネット銀行、外貨預金に新生銀行を利用しております。